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- 五日市(中世)とは
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五日市(中世) 戦国期に見える地名筑後国御井郡のうち高良山麓の中世定期市にちなむ地名天正7年6月26日の高良山神領坪付(高良山関係文書/県史資料7)に「五ケ日市 一所三町」とある大友氏から高良社大祝領として安堵されたものであるが,天正11年3月28日の坪付状(同前)にも見える「高良玉垂宮神秘書」に「筑後国高良山フモトニ,クウマチヲタテハシメ玉フ」とあり,さらに「九月五日ニクウヲヒラキ,十五日ニヱミシュ(恵美須)ヲタテ,二十五日ニイチマツリ(市祭)ヲシ玉イツ……三サイノ市(三斎市)ヲシンタイシ云々」とあるから,高良山麓の「クウ町」に9月の「五の日」を市日とする三斎市が成立し,その進退権を大祝家が掌握していたことを知り得るなお「寛延記」は和泉村の項に見える石蔵について,「厨の地蔵 市恵比寿と申伝,往古府中厨山安養寺の寺内に有之候由伝候」とあり,市の所在地が旧府中町(現久留米市御井町)安養寺付近であったことを示唆している |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
五日市(中世) 戦国期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」